試合結果 平成14年分


令和3年
令和2年    
平成31年 令和元年
平成30年 前期 平成30年 後期
平成29年 前期 平成29年 後期
平成28年 前期 平成28年 後期
平成27年 前期 平成27年 後期
平成26年 前期 平成26年 後期
平成25年 前期 平成25年 後期
平成24年 前期 平成24年 後期
平成23年 前期 平成23年 後期
平成22年 前期 平成22年 後期
平成21年 前期 平成21年 後期
平成20年 前期 平成20年 後期
平成19年 前期 平成19年 後期
平成18年 前期 平成18年 後期
平成17年 前期 平成17年 後期
平成16年 前期 平成16年 後期
平成15年
第37回 九州実業団対抗柔道大会 
第32回 全日本実業柔道個人選手権大会
第87回 九州柔道大会 
第42回 九州クラブ対抗柔道大会
第28回 福岡地区実業団対抗柔道大会
第52回 全日本実業柔道団体対抗大会
第42回 西日本実業柔道団体対抗大会
平成14年度 全日本柔道選手権大会

 第37回九州実業団対抗柔道大会
試合概要 今年最後の団体戦。今年で37回目をむかえる伝統ある大会。
試合時間は4分,1部リーグはトーナメント,2部は予選リーグあり。
「国際柔道連盟試合審判規定」による判定判定基準は「効果」以上。
開催日 平成14年11月10日(日)
場 所 北九州市総合体育館



出場選手


第一部 
九州電力
 宗,江上,尾本,前田,桑原(川波は怪我による欠場)
第二部 
九州電力北九州支店
 古野,戸次,西田,河上,篠崎,河辺
九州電力福岡支店
  堺,高山,小川,倉石,渕田,高田



結 果


第一部  準優勝2部
第二部  福岡支店チーム  3位
       北九州支店チーム 予選敗退
内 容
第一部      
1回戦 九州電力 4−0 全国警備保障
準決勝 九州電力 @−1 旭化成(B)
    (代表戦勝ち)  
決 勝 九州電力 1−@ 旭化成(A)
    (内容負け)  
   
 1回戦  九州電力   4−0   全国警備保障
先鋒 江上 袖釣込腰   樋渡
次鋒 尾本 払腰    赤井田
中堅 前田 内股   川畑
副将 桑原   引き分け   内田
大将 大外刈り   反田
 準決勝 九州電力   @−1   旭化成(B)
先鋒 桑原   大内刈り 河野
次鋒 尾本    引き分け   谷口
中堅 江上 袖釣込腰   松村
副将 前田   引き分け   鈴木
大将   引き分け   楠見
代表戦 江上 横四方固   河野
 決 勝 九州電力   1−@   旭化成(A)
先鋒 大将   合せ技  
次鋒 前田   引き分け   旭化成(B)
中堅 尾本   引き分け    
副将 江上 優勢(効果)   旭化成(B)
大将   引き分け    

  第二部 九州電力福岡支店チーム 予選リーグ突破
 
九州電力 4−0 エムアイシー
九州電力 4−0 信和鋼板
    九州電力北九州支店チーム 予選リーグ敗退
   
九州電力 0−3 綜合警備九州A
九州電力 3−1 九州郵政局
(綜合警備九州A予選突破)
  決勝トーナメント
 1回戦  九電福岡   @−1   旭化成(新日鐵八幡)
      (内容勝ち)     
先鋒 渕田   優勢(効果) 岩崎
次鋒 倉石    引き分け   松浦
中堅 小川 優勢(効果)   川村
副将 高山   引き分け   中村
大将   引き分け   中島
 準決勝 九電福岡   2−3   綜合警備九州A
先鋒 渕田   上四方固 満井
次鋒 倉石 大外刈り   西田
中堅 小川   裏技 森田
副将 高山   合せ技 松尾
大将 袖釣込腰   本田
  今年は当社より3チームが出場。2部の北九州支店チームは2部優勝の総合警備九州Aチームで惜敗。内容のある試合で,来年度は福田選手の復帰で必ず優勝してくれることと思います。
1部リーグは宗選手復帰戦で6ヶ月ぶりの復活!1回戦では見事な大外刈りで1本勝ちを果たしましたが,準決勝,決勝は引き分け。今後課題の残った試合であったと思います。桑原選手の不調も気になる試合でした。決勝戦で肘と裏腿を怪我しているので,早く治して復帰してほしいです。
団体の結果は準優勝で内容も1−@の内容負けという非常に惜しい試合でありました。
来年は超期待の新人大型選手も入社する予定ですので,必ず優勝してくれることでしょう。

 第32回全日本実業柔道個人選手権大会



大会概要


今回で32回目を向かえる実業団の中では最も大きな個人戦。
男女含めて15階級あるなかで当社は4階級に出場。試合時間は4分。
(但し準決勝,決勝は5分)国際柔道連盟試合審判規定による試合。


開催日

平成14年8月31日(土)  −73kg級
平成14年9月1日(日)  −90kg級,-100kg級,100kg超級
場 所 兵庫県 尼崎市 尼崎記念公園体育館
出場選手 高田(-73kg級),前田,川波(−90kg級)
高山,渕田,桑原(−100kg級)
福田,江上,尾本(100kg超級)
結 果  
 
−73kg級        
1回戦 高田(九電) 判定   畑山(高宮接骨院)
2回戦 高田(九電)   効果 相馬(自衛隊体育学校)
−90kg級          
1回戦 前田(九電) 袈裟固   久保(松前柔道クラブ)
  川波(九電) 不戦勝   畠中(関西大学柔友会)
2回戦 前田(九電) 小外掛   平野(ブレイザーズ)
  川波(九電) 合せ技   松山(太平工業)
3回戦 前田(九電) 袈裟固   中根(東芝)
  川波(九電) 背負投   浅見(鐵心館)
4回戦 前田(九電) 優勢   宮園(高宮接骨院)
  川波(九電) 判定   新田(京葉ガス)
準々決勝 前田(九電)    判定 齋藤(旭化成)
−100kg級          
 1回戦 桑原(九電) 送襟絞   原(トヨタ自動車)
  高山(九電) 上四方固   今(NTT東日本東京)
2回戦 桑原(九電) 総合勝ち   山本(IMS)
  渕田(九電)   払腰 大金(ダイコロ)
  高山(九電)   縦四方固 窪田(旭化成)
3回戦 桑原(九電)    肩固め 古田(セコム)
100kg超級          
1回戦 全員シード選手のため試合なし
2回戦 江上(九電) 判定   生田(綜合警備保障)
  尾本(九電) 払腰   菊山(近畿通関)
  福田(九電) 不戦勝   高橋(旭化成)
3回戦 江上(九電) 判定   山岸(京葉ガス)
  尾本(九電) 判定   中島(高宮接骨院)
  福田(九電) 足払   木川(日体大柔友会)
4回戦 江上(九電) 大外刈   田村(日本道路公団)
  尾本(九電)   内股 寺田(ダイコロ)
準々決勝 江上(九電)   判定 小斎(日本道路公団)
 
初日は軽,中量級の試合が行われ当社は高田選手が出場した。相手は体落しを得意とする畑山選手(高山整骨院)であったが,苦戦しながらも判定で勝利した。2回戦はシードの相馬選手に効果を2つ奪われ惜敗した。
二日目は,ー90kg以下級の前田選手が足の怪我に絶えながらもベスト8入りを果たした。準々決勝も残り10数秒で効果を取られなければ終始優位に攻めていた前田選手が優勝した旭化成の斎藤選手に判定で勝っていたことでしょう。
 
高田選手 桑原選手
前田選手 福田選手
   

 第87回  九州柔道大会
試合概要 本大会は明治38年,ロシア軍捕虜対九州の精鋭柔道家との国際試合の勝利を記念して開催された試合で,今回で87回を迎える伝統ある試合。
試合内容は試合時間3分,講道館試合審判規定で勝敗の判定基準は有効以上。
開催日 平成14年8月25日(日)
場 所 久留米総合スポーツセンター県立久留米体育館
出場選手 川波,渕田,尾本,高山,桑原,高田,小川
結 果



優 勝 旭化成
準優勝 福岡刑務所
3 位 九州電力
  福岡大OB
 
 1回戦 九州電力 4−0 月隈クラブB
 2回戦 九州電力 3−0 東和大OB
 準決勝 九州電力  0−3 旭化成
先 鋒 川 波 × 角 地
次 鋒 渕 田 大外刈り○ 相 原
中 堅 尾 本 合せ技○ 河 野
副 将 高 山 × 楠 見
大 将 桑 原 (優勢)○ 松 山
 
桑原選手 高山選手
尾本選手 渕田選手
初戦は体の動きが重い者もみられたが,2回戦以降は選手たちの動きも軽快になり全体的によくなってきた。結果としてチームは準決勝で旭化成に敗れはしたものの,戦う姿勢はみられたと思います。
ただこれまでの試合を振り返ると,取り役以外の選手で惜しい引き分けがいくつかあったので,そこを確実にとれるようになるのが今後の課題ではないでしょうか。(T氏談)
 

 第42回九州クラブ対抗柔道大会
試合概要 佐賀県を中心に北部九州10団体、13チームが参加する大会
団体戦で5名の合計段位数が15段以内。
審判規定:講道館柔道試合審判規定
試合時間:3分(準決勝より4分)
開催日 平成14年8月4日(日)
場 所 唐津市文化体育館
出場選手 九州電力A 古野,川波,江上,尾本,河上(補欠なし)
九州電力B 高山,小川,河辺,福田,篠崎,高田(補欠)
結 果
 1回戦 九州電力B 2−0 嬉友館
 2回戦 九州電力A 4−1 新日鉄大分
  九州電力B 0−2 佐賀県機動隊
 準決勝 九州電力A  2−1 福岡柔道教育団
先 鋒 河 上 合せ技○ 加 隈
次 鋒 尾 本 × 野 田
中 堅 江 上 ○一本背負 永 塚
副 将 川 波 ○巴投げ 南 郷
大 将 古 野 × 小 堤
 決 勝 九州電力A  3ー2 佐賀県機動隊
先 鋒 河 上 腕十字固○ 田 中
次 鋒 尾 本 ○払巻込み 大 島
中 堅 江 上 ○合せ技 小 柳
副 将 川 波 ○合せ技 濱 野
大 将 古 野 払巻込み○ 上 戸
 
 決勝は強豪の佐賀県機動隊であった。先鋒戦は河上選手が相手の得意の寝技で関節技を決められて敗退。次鋒戦は尾本選手が目が覚めるような払巻込みで相手選手との格の違いをみせて1本勝ち!江上選手もなんなく勝ち副将戦!川波選手が序盤油断したため、相手得意の技ありで先制されヒヤっとしたが、落ち着いた試合運びで1本勝ち。大将戦はベテランの古野選手の登場であったが、佐賀県チャンプの上戸選手に得意の払巻込みで1本負け。しかしながら3−2勝ち5年ぶりの優勝となった。
決勝戦
川波選手 背負い 河上選手 組み手
 

 第28回福岡地区実業団対抗柔道大会
開催日 平成14年7月28日(日)
場 所 福岡武道館


出場選手

(団体戦)  九電(A) 尾本,川波,江上,古野,桑原,堺,河上
(団体戦)  九電(B) 河邊,小川, 戸次,高田,福田,高山,倉石
結 果
予選リーグ 九州電力A 4−1 総合警備保障
  九州電力A 5−0 福岡市消防局
  九州電力B 5−0 西日本銀行
  九州電力B 0−2 福岡刑務所
   
 決  勝 九 電A   福岡刑務所
先 鋒 古 野 大外刈り○ 末 松
次 鋒 川 波 ○背負い投げ
中 堅 尾 本 ○上四方固め 下 川
副 将 江 上 ○大外刈り 芦 刈
大 将 桑 原 ○合せ技 下 田
 
先鋒戦はベテランの古野選手が東海大出身の末松選手に終盤まで互角の戦いをしたものの,残り40秒,相手の大外刈りに屈し惜敗。続く川波選手は,昨年の全国刑務官大会で個人優勝を果たした強豪の粟選手に対し,豪快な背負投で一本勝ちし,流れを当社側に引き戻した。
新人の活躍に刺激を受け,中堅尾本選手,副将江上選手,大将桑原選手が立て続けに一本勝ちを収め,結果して4対1の完勝。平成4年以来の11連覇を果たした。
 

 第52回全日本実業柔道団体対抗大会
開催日 平成14年6月8日(土)〜9日(日)
場 所 長野市 ホワイトリング (長野五輪フィギアスケート場)
結 果 第一部(12チーム) 初戦敗退→来年度第二部降格
第二部(26チーム) 初戦敗退
第三部(55チーム) 当社出場なし
   
第一部 当 社 1対2 平成管財
  尾 本 × 市ノ渡
  川 波 × 大 村
(今年度全日本柔道選手権第3位)
  江 上 巴投げ○ 秋 山
(-81kg日本代表)
  前 田 ○優 勢 トメノフ
  桑 原 注 意○ 筒 井

(内容)第二部 当 社 2対3 日本通運
  倉 石 内 股○ 根 本
  堺  ○優 勢 佐 原
  福 田 大内刈○ 今 井
  高 山 縦四方○ 辻 本
  小 川 ○優 勢 小田倉


  先鋒,次鋒と強豪選手相手に難なく引き分けた後,満を持して主将江上の登場。相手は−81kg級の日本代表候補秋山選手。序盤は相手の様子を伺いながら,静かな立ち上がり。中盤,秋山選手が狙い済ました巴なげに入れば,江上選手の体がきれいに回って,痛恨の一本負け。大きな一点を先行された。
続く副将前田選手の相手は重量級の欧州チャンピオン(3年連続),シドニー五輪銅メダリストのトメノフ選手(ロシア)。事前にマスコミ等で紹介された事も有り,会場の視線が二人の試合に集まった。私を含め会場の大半が前田選手の不利を予想したはずだが,中盤逆に前田選手が内股で技ありに近い有効を奪い快勝。
内容差はあるものの1対1の同点に持ち込んだ。大将の桑原選手は,大逆転勝利を狙って序盤から猛攻に出るものの,巧く長身の相手にさばかれ,ポイントを奪えないまま,注意による優勢負け。結果,1対2で破れ,6年間守り通した第一部の座から陥落した。
   
 

 第42回西日本実業柔道団体対抗大会
開催日 平成14年5月12日(日)
場 所 兵庫県 尼崎市記念公園総合体育館
出場選手 第一部(8チーム) 優秀選手賞 川波選手
第二部(12チーム) 優秀選手賞 福田選手
第三部(42チーム)
結 果
第一部  一回戦 九州電力 総合警備保障
準決勝 九州電力 ダイコロ
決勝 九州電力 旭化成
  尾 本 × 繁 昌
  桑 原 優勢○ 斉 藤
  江 上 注意○ 村 本
  川 波 大外刈○ 高 橋
  前 田 × 下 出
   
   
第二部  一回戦 九州電力 福岡大学柔道クラブ
二回戦 九州電力 本田技研熊本
  堺  指導○ 平 江
  横 川 内股○ 富 岡
  福 田 ○足払い 中馬場
  高 山 × 山 本
  小 川 小外刈○ 志 村
第一部においては,二回戦のダイコロ戦にやや苦戦したものの順当に決勝進出。
5年連続で旭化成との決勝となった。先鋒戦引き分けの後,期待の桑原が,斉藤の内股にうまく回され優勢負け。続く江上選手も,村元相手に勝負に行ったものの逆に注意による負け。続く新人川波も,高橋に豪快に大外刈を決められ,結果0対3の完敗であった。
第二部においては,初戦で強豪の福岡大学柔道クラブを接戦の末破り,二回戦では優勝候補の本田技研との対戦となった。2点を先行された後,中堅福田が見事な足払いで1点を返したものの,大将戦で逆転負けを喫し,結果1対3で破れた。
尾本選手 VS 繁昌選手(旭化成) 前田選手 VS 下出選手(旭化成)
川波選手 VS 坂本選手(ダイコロ)
 

 平成14年度全日本柔道選手権大会
開催日 平成14年4月29日(月、祝)
場 所 日本武道館


結 果

宗 真一選手
江上 忠孝選手
内 容
一回戦 宗  ○(判定) 吉 田(新日鉄)
二回戦  宗  ○(内股) 児 嶋(香川県警)
  江 上 (優勢)○ 井 上(総合警備保障)
三回戦 宗  (合わせ技)○ 大 村(平成管材)
五度目の出場を果たした宗選手の初戦の相手は,アトランタ五輪金メダリストで今大会を最後に引退予定の吉田秀彦選手。人気選手の登場に日本武道館の観衆も大いに盛り上がった。試合は,序盤から宗選手が主導権を握り,優勢に試合を進めた。開始早々の支釣込足から絞め技への攻撃は,今一歩のところで逃げられたものの,中盤過ぎまでは完全に宗選手のペース。残り30秒で,吉田選手も必死の反撃に出たが,結果2対1の判定で宗選手が勝利を納めた。しかし,この試合で宗選手も肩を負傷し,二回戦は何とか内股で一本勝ちしたものの続く三回戦で力尽きた。優勝候補の一角と目された吉田選手を倒し,調子も良かっただけに肩の負傷が悔やまれる結果となった。
二度目の出場の江上選手の相手は,優勝した井上選手。下馬評では,『井上が負けるとしたら初戦の江上』と言われていたが,まさに予想どおりの緊迫した試合となった。さすがに井上選手も江上選手の袖釣込を警戒して,なかなか江上充分の組み手になれず,逆に中盤内股で有効を奪われた。その後も一進一退の攻防が続いたがそのままタイムアップ。結果有効による井上選手の優勢勝ちとなった。