トピックス



 沖縄県小・中学生強化練成合宿にて柔道指導
 沖縄県柔道連盟からの招聘により、川波慎太郎君とふたり、小・中学生強化練成合宿に参加してまいりました。
沖縄県では、平成21年に全国中学校柔道大会、平成22年にインターハイが開催されることになっており、この二つの大会に向け、県をあげた強化がなされています。この日も、金鷲旗、中体連の試合が近いにもかかわらず、県内各学校から200名ちかい選手たちが参加し、猛暑の中、熱心に稽古に取り組んでいました。
冒頭、私(渡邊)が、20分ほど時間をいただき、“練習は不可能を可能にす”という慶應義塾元塾長小泉信三先生の言葉をお借りしながら、私自身が柔道を通して学んだことを中心にスピーチをいたしました。沖縄県の比嘉会長の発案で、こうしたスピーチを毎回行っているそうで、私のような会社員から、歯科医、弁護士まで多様な職業の方がスピーチをなさってます。単なる勝ち負けだけではない、柔道本来のすばらしさ、柔道を通して学んだことを直接語りかけることによって、将来を担う子供たちに広い視野を持ってもらいたい、という主旨から行われているものです。
 その後、実技指導に移り、こちらは川波君が中心となって、背負投げ、小内刈りなど彼の得意技を中心に指導しました。とても熱心な子供が多く、食事の時間も忘れて、指導を続けてました。
短い食事時間を挟んで、午後は立ち技の乱取りを中心に、たっぷり二時間。あまりの猛暑に空調を入れていただいてましたが、立ってるだけで汗が吹き出る状況の中、子供たちは本当に熱心に取り組んでました。
たった一日の指導でしたが、いつもながら子供たちの熱心さに心打たれ、こちらが勉強になった一日でした。
以 上