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 鹿児島県柔道選手権大会に審判員として参加しました

 平成26年2月8日(土)、鹿児島アリーナにて開催された「第24回鹿児島県柔道選手権大会」に、昨年に引き続き、審判員として参加させていただきました。
 大会の模様をまとめましたので、簡単に報告させていただきます。

 この大会は、九州選手権及び全日本選手権に繋がる県内最高峰の大会です。今年も県内各地区・各職域・大学・高校から、男子59名、女子16名が参加し、県チャンピオンの称号を賭けて、熱戦を繰り広げました。

 鹿児島県は、東京オリンピック開催が決定している2020年に二度目の国体を控えており、「武の国薩摩復活」をスローガンに「教育柔道」と「競技力向上」を両輪に選手強化をはじめ、正しい柔道普及に向けた様々な取り組みを行ってらっしゃいます。
 大会運営についても、小中学生による紅白試合の実施、昨年の講道館杯で優勝を果たした鹿屋体育大学大学院の森崎選手によるルネッサンススピーチなど、随所にスローガンを踏まえた演出が盛り込まれ、大会を盛り上げました。

 男子の部では、10名が出場した県警察、6名が出場した鹿屋体育大学学生が強く、両社でベスト8(県警6名、学生2名)を占めました。決勝は、連覇を狙う内選手と三度目の優勝を狙う堂前選手の県警同士の一戦となり、若手の内選手がベテランの堂前選手を下しました。

 女子の部では、鹿屋体育大学学生で昨年2位の古賀選手と、昨年の九州高校総体3位の牧田選手(鹿児島南高校)の一戦となり、若い牧田選手が先輩を破り、初優勝を果たしました。

 県協会は、北会長を中心に、平成23年4月から公益財団法人としての新たな活動を開始され、着実に成果を挙げていらっしゃいます。国体では、過去2年、連続で全カテゴリーでの出場を果たされ、個人でも高校生や大学生が国内ばかりか、国際大会でも、すばらしい実績を収めています。

 私自身、昨年に引き続き、決勝の審判をさせていただき、良い緊張感の中で、大会のお手伝いができました。

渡邊 裕二