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 佐賀強化合宿に参加して・・・
 その1
「8月15日(金)から17日(日)まで佐賀市の佐賀県総合体育館内柔道場において佐賀県警と合同合宿を行いました。 佐賀県警のご配慮により実現した今回の合宿には,佐賀県警特練の皆さん,佐賀県国体チームの高校生など約60名が参加しました。不快指数の高い,大変蒸し暑い環境の中でしたが,内容のある合宿を行うことができました。 以下,部員からのレポートです。」

「柔道」って,やっぱり最高!!

 気温29℃,柔道着を着用後は一気に体感温度35℃以上に上がる。柔道を心から愛するものたちの夏は“熱い”。気を抜くまもなく,次から次へと佐賀県の強者たちが襲い掛かってくる。だんだん呼吸も苦しくなり,頭の後ろのほうが,とても熱く目玉焼きが焼けそうなくらいだ。不思議なことに練習は本数を増すごとにきつくなるものだと,思い込んでいたのに,4,5本目をさかいに,もーどうでもよくなってしまう。気が付けば,夢中になって相手を投げにかかる自分がいる。そんなときは,とことん柔道が楽しく思える。滝のように流れ落ちる汗を左手で拭い,「あー今,充実しているな!」と心で思う。回りを見れば,私よりも若い選手たちが,意気揚揚と柔道する姿があって,「まだまだ,俺もいけるぜ!!」と気合が入る・・・・。

「ドンードンー」・・・太鼓の音だ。和太鼓の音は,柔道の魅力を高める。最近はデジタル式の「ビー」の音が主流だけれども,やはり柔道は和太鼓でないと気が引き締まらない。「和太鼓一番!」と,まーそんな感じで,昔じみたことを思いながらも充実した稽古の時間が終わりに近づく。ストレッチをしながら他人のやり方を真似したり,人間観察をしたりと,練習後の開放された時間を楽しみながら,最後の整列を待った。佐賀県警の選手と九州電力の選手とが,向かい合い,今日の練習の成果をたたえ,「また,明日もよろしく!」と誓い合う。素晴らしい光景だ!

いくつになっても,合宿はいいものだ。同じ世代に生きた人間同士が,同じ屋根の下で寝泊りし,同じ釜の飯を食べて生活する。なんて,幸せなんだろうか。普段の生活では,幸せを感じるために,どれほど高いお金を使うのだろうか。そんな高いお金を払わずとも,柔道をやると,短時間で幸せを感じられる。他の人よりもいっぱい,きつい思いすると,どんなに些細なことでも幸せを感じることができる。

たとえば・・・,
@ 乱取りが終わった後の“水”の味・・・覚えているかな・・・。最高でしょう!
A 練習が終わった後の少しの休息(昼寝)・・・これも最高に幸せを感じる瞬間だ。
B 練習した後の食事は,どんなまずいものだって美味く感じる。
C 昼間のトレーニングの最中に体を吹きぬける“風”だって幸せを感じる瞬間だ!

まだ,まだ,柔道の魅力をうまく伝えられないけど,本当に気持ちの良いことばっかりの3日間だった。

柔道を通じていろんな方と出会いと別れがありましたが,「出会い」には終わりはありません。
自分が頑張れば頑張った分だけ最高の「出会い」があるでしょう。柔道は「幸せ」を作り出すスポーツだと思います。これからも「人との出会い」を大切にして,「大きな社会の一部分でもある柔道界」の発展のために貢献できればと思っています。
以 上

九州電力柔道部  江上 忠孝

 その2
 8月15日(金)〜17日(日)までの2泊3日、当社柔道部は「♪S・A・G・A 佐賀♪」で有名な、
佐賀県の総合体育館内柔道場において、夏期合宿を行なった。

今年の夏期合宿は、佐賀県の強豪、「佐賀県警」との合同合宿となり、さらに、16、17日の2日間は、「佐賀県の国体チーム(高校生)」にも参加していただき、総勢約60名という大変実りあるものとなった。

学生の頃とは違い、毎日の業務に負われ、出稽古、合宿等が満足にできない環境
の中、固定された相手とばかりの練習から一転して、大きい選手、小さい選手、得意なタイプ、不得意なタイプ、いろんなタイプの選手と練習をすることにより、淡々と過ごしつつある日々に、とてもよい刺激を与えてくれた。当社柔道部は、火・水・木・土の週4日という練習ではあるが、業務の都合上、どうしても部員全員集合しての練習が難しい状況にある。そんな中で、今回、佐賀県において、「佐賀県警」、「佐賀県の国体チーム」の大勢のみなさんと一緒に汗を流せたことを大変幸せに思う。

たくさんの選手に恵まれ、充実した日々を過ごさせていただいたことに感謝をするとともに、今後の試合において、今回の合宿の成果が発揮されることを祈念したい。

P.S. 佐賀県のみなさま、大変お世話になりました!ありがとうございました!!

以 上

九州電力柔道部  桑原 和寿