日 時 平成28年5月3日(火)14:00〜16:00 約3時間
場 所 九州電力梶@香椎競技場 武道場
参加者 小学生高学年男・女、中学生男・女 約20名
講 師 堺先生(六段)、江上先生(六段)、前田先生(五段)
内 容
- 得意技の説明(堺先生)
@小外刈り A袖釣り込み腰
- 組手の説明
@相四つ Aケンカ四つ
- 崩しの説明
@相四つ Aケンカ四つ
- 打ち込みで重視するポイント
@釣手の使い方 A引い手の使い方
- 少年柔道時代に取り組んだ練習方法
- 強くなるための秘訣・・・など
※ 第1回を記念し、練習後に九電現役選手及び福岡大学現役選手たちとの 焼肉交流会を開催しました。(総勢50名参加)
所 感
堺先生は佐賀県で生まれ、中学は花畑中学校、高校は大牟田高校、大学は福岡大学と進み、平成4年度に九州電力に入社しました。
入社後は、全日本シニア強化選手として、国内は元より、国際大会等で活躍されました。
現役引退後は、九州電力柔道部コーチ、監督を歴任し、現在は、九電キッズ柔道クラブの会長に就任しています。
堺先生は右組みからの足技、背負い投げに定評があり、その活躍ぶりは、多くの柔道ファンの記憶に残っています。
今回はそんな堺先生に祈念すべき第1回の講師をお願いしました。
さて、練習会は午後14時から九州電力香椎競技場で行われました。
子供たちのやる気に満ちた表情が印象的です。
堺先生の得意技の説明は、約1時間かけて懇切丁寧に話し伝えました。私も側で傾聴していましたが、書店で販売されている教本の文字や写真では表せない「体重のかけ方」や「手首の使い方」など、実践で使える技を惜しげもなく、一人ひとりに時間をかけて指導されました。
当初予定していたプログラムを若干変更し、実践練習を含めて約3時間みっちり汗を流すことができました。
 


 
練習会修了後は、九州電力柔道部及び福岡大学柔道部の現役選手たちとの交流焼肉会を行いました。子供たちは現役選手たちと焼肉を食べながら、談笑するシーンもありました。また、ある子は「オニギリ10個食べた〜」と笑顔で話しかけてくれました。

第2回キッズ柔道クラブでは、「1000本打ち込み」を行います。
昭和の三四郎こと岡野功(東京オリンピック中量級金メダリスト)先生が創始された、伝説の柔道私塾「正気塾」で毎回行われていた、1000本打ち込み。
私(江上)の大学時代の恩師は、津沢寿志(世界選手権金メダリスト)先生ですが、実は、津沢先生と岡野先生は同じ中央大学の先輩後輩の間柄です。岡野先生が年上で、正気塾の全盛期に津沢先生も正気塾で心技体に磨きをかけ、命を削るような厳しい練習をされたと聞きます。
その時代の正気塾の選手たちは、皆、オリンピック、世界選手権等で大活躍し金メダリストとなりました。
なので、第2回の練習会では1000本打ち込みを行います。
その他最中に、先生たちが打ち込み方を見て、指導します。
手を抜いた、力の入っていない大内刈り、大外刈り中心にの1000本打ち込みなら、すぐに終わりますが・・・、今回の1000本打ち込みは、前回り捌きの動作を行う、払い腰、内股、背負い投げなど、前技を中心に行いたいと思います。まじめにやれば・・・約2時間かかる計算です。
それでは、第2回九電キッズ柔道クラブでお会いしましょう!
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