〜 第5回中学生大会を開催 〜
□ 鹿児島県チームが初優勝!!福岡県勢の5連覇を阻止!
全日本選抜体重別を翌日に控えた4月1日(土)、恒例となった「第5回九州選抜中学生柔道体重別団体優勝大会」を開催しました。今回も沖縄を含む九州各県から63名の俊英が集い、九州bPの座を競いました。
日 時
平成18年4月1日(土) 11時30分から16時20分
場 所
福岡武道館
参 加
9チーム
結 果
優 勝 鹿児島県
準優勝 福岡県A
第3位 大分県
最優秀選手
高上智史 (田原中学3年)
内 容
予選@
福岡県B
0−3
鹿児島県
鹿児島県
3−0
佐賀県
福岡県B
3−2
佐賀県
予選A
大分県
3−2
宮崎県
宮崎県
2−3
熊本県
大分県
3−1
熊本県
予選B
福岡県A
3−1
沖縄県
沖縄県
2−3
長崎県
福岡県A
B−3
長崎県
決勝リーグ
鹿児島県
3−2
大分県
大分県
1−3
福岡県A
鹿児島県
4−2
福岡県A
優 勝
準優勝
第三位
鹿児島県
福岡県A
大分県
-55kg
下村(坊泊中)
-60kg
池田(財部中)
-66kg
長谷川(財部中)
-73kg
山田(第一鹿屋中)
-81kg
富山(田検中)
-90kg
兒玉(阿久根中)
無差別
土屋(伊集院中)
-55kg
松田(箱崎清松中)
-60kg
高上(田原中)
-66kg
古田(野間中)
-73kg
手嶋(大蔵中)
-81kg
樋口(田原中)
-90kg
宿輪(花畑中)
無差別
小田(向洋中)
-55kg
浜田(挟間中)
-60kg
安本(高田中)
-66kg
田川(国東中)
-73kg
久寿米木(野津中)
-81kg
堤(碩田中)
-90kg
阿部(碩田中)
無差別
福本(国東中)
昨年は、直前の福岡西方沖地震の影響もあって、直前に会場変更した りとアクシデントに悩まされましたが、今年は従来どおり、福岡市民体育館で開催いたしました。
開会式では、藤田九州柔道協会会長から、次代の主役たる選手に対し、期待とアドバイスの言葉が贈られ、続いて、大刀洗中学校の山口主将による力強い選手宣誓が行われました。
今年は例年以上に各県の力が均衡しており、予選から緊迫した試合が続きました。
第一プール初戦。昨年優勝の福岡Bと鹿児島の試合でしたが、池田・長谷川・兒玉各選手の活躍により、0対3で鹿児島県の完勝。ディフェンディングチャンピオンがいきなり敗れる波乱の幕開けとなりました。勢いづいた鹿児島は、続く佐賀との試合でも3対0と完勝し、第3回大会に続き二度目の決勝リーグ進出を果たしました。
最激戦となった第二プールでは、大分チームが、2戦2勝の田川選手の活躍に引っ張られ、宮崎・熊本両チームを降し、第4回大会に続き二度目の決勝リーグ進出。
第三プールでも、昨年4連覇を逸した福岡Aが思いのほか苦戦。長崎との一戦では互いに譲らず3対3のドロー。残り1試合の失点差により、5大会連続の決勝リーグ進出を果たしました。
決勝リーグ第一試合、鹿児島対大分の一戦。前4人のうち、3人がポイントを挙げた鹿児島が、大分県の追い上げをかわし、3対2で辛勝。続く第二試合は、4回目の優勝を狙う福岡Aと大分の一戦。中盤まで互角の戦いでしたが、手嶋・樋口両選手のポイントで突き放し、福岡Aが3対1で大分県を破りました。
優勝を決める第三試合は、リードを許した福岡Aが追う展開となりましたが、2対1で迎えた三将戦、鹿児島の富山選手が、福岡Aのポイントゲッター樋口選手から終了間際に背負い投げでポイントを奪い、二人を残して2ポイントリード。続く副将戦も、鹿児島の兒玉選手が背負い投げで見事な一本勝ち。結果、4対2で鹿児島チームが福岡Aを破り、歓喜の初優勝を果たしました。
インタビューによれば、この大会のスタートを契機に、4年前から、月に一度、県全体での強化練習を実施してきた、とのこと。その成果が、最高の形で表れる結果となりました。
大会終了後は、いつものように当社の香椎競技場でチーム間の交流を図り、翌日は、同じ会場で開催された国内トップレベルの選手の試合を特別席で観戦しました。
来年からは、男女の全日本選抜体重別が統合され、福岡国際センターにて二日間にわたり開催されることになっています。この大会については、初日の試合終了後に、同会場を利用して開催する方向で検討中です。
事務局 渡邊 裕二