予選第@プールからは、昨年のチャンピオンである熊本県との接戦を制した、長崎県チーム。第Aプールからは、小山田、小倉が中心となりポイントを重ねた福岡県Aチーム。第Bプールからは、切れのある技をみせる木下を有する福岡県Bチームが、それぞれ決勝リーグに駒を進めた。
決勝リーグ。まず、第一試合では、長崎県対福岡県Aチームが対戦。先鋒戦は引き分けとなるも、次鋒戦で福岡県Aチームの小山田が、中盤に思い切りのよい支釣込足で一本勝ち。五将では長崎県の毎熊が果敢に攻め、取り返しを図るも引き分け。中堅戦では福岡県Aの小倉が開始直後に支釣込腰で有効を奪いポイントをリードするも、守りに入ることなく背負い投げ2つの技ありを重ね一本勝ち。続く三将でも福岡県Aの村上が豪快な背負投げで一本勝ちを収め勝負を決めた。結果、0―3で福岡県Aチームが勝利。
続いては同県同士の対決となる、福岡県Aチーム対福岡県Bチーム。予選リーグでは実力を振るえなかった福岡県Aチームの先鋒伊藤が、豪快な背負投げで一本勝ちを収めた。その後、必死に追う福岡県Bに対し、リードを死守した福岡県Aチームが1−0の僅差で勝利し、最終戦を待たずに優勝を決めた。
最終戦の長崎県対福岡県Bは、中堅戦で福岡県Bの野瀬が、中盤で仕掛けた内股で奪った技有が決勝点となり、0−1で福岡県Bが勝利となった。
来年は本大会もいよいよ10回の記念大会を迎えることとなりました。ひとえに皆様のご協力とご理解の賜物であります。「九電杯」との愛称で呼ばれ、代表者選出のための予選を開催している県もあります。今後の更なる大会の活性化に向け、大掛かりな変更を検討しておりますので、来年の記念大会を期待ください。 |