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 タイの士官予備学校、警察大学校で柔道指導
5月19日(土)〜27日(日)の一週間、タイ王国中部ナコンナヨック県にある「タイ士官予備学校」と、同じくナコンパトム県にある「タイ警察大学校」で柔道指導を行ってきました。今回は、河邊さん、本田さん、沖田さん、渕田さん、篠崎さん、それに私の6名で行ってまいりました。
タイやインドで柔道指導中の三浦守先生(鹿児島県出身)の仲介で実現したもので、タイでは昨年2月のシアヌソンスクールに続き、二度目の交流となりました。
◆[前半]タイ士官予備学校

バンコクから北東に約100km、陸・海・空軍及び警察の幹部候補生を育成する国立学校で、タイ全域から約4,000名のエリートが集結してます。ちょうど日本の高校にあたり、卒業後は、それぞれの士官学校へ進学する仕組みです。
3年時に柔道が正課として取り入れられており、全員が柔道の基本を学ぶことになっています。5月から新学期が始まったばかりで、受け身からの指導でしたが、上下関係が厳しいのと、はじめて見る好奇心からか、参加者の多くが一生懸命に取り組んでくれました。
二日目、三日目には足払いや大外刈などの打ち込みを行い、少しですが、乱取りもやりました。
◆[後半]タイ警察大学校

バンコクから東に約50km、前述の士官予備学校を卒業した学生が集う大学で、予備学校と同じように、柔道が正課として取り入れられ、柔道クラブもありました。
こちらも新学期を迎えたばかりでしたが、予備学校で、受け身などのある程度の基本については身に付けてましたので、打ち込みと技の解説、乱取りなどを中心に指導を行いました。
指導する渕田選 指導する沖田選手 練習の模様
◆振り返って

毎回のことですが、今回も大変良い経験ができました。特に今回は、初心者が多かったこともあり、受け身など基本練習からのスタートでしたが、参加者全員、汗だくになりながら、身振り手振りを交えながらの奮戦でした。
今後も、我々を育ててくれた柔道を通じて、国内外を問わず、こんな活動が続けられたら良いなと考えています。
全員集合
渡邊 裕二
 

 タイの地元紙「バンコク週報」に掲載
 先日のタイでの活動内容が、タイの地元紙「バンコク週報」に掲載されました。
この新聞は、タイ在住の日本人向けに週一で発行されている経済情報誌で、多くの邦人が購読するそうです。
想像以上に記者が興味を示してくれたため、当初予定より大きく取り上げてもらってます。
 

 西日本新聞に5月に訪タイした際の記事が掲載されました。