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〜 第6回中学生大会を開催 〜
□ 佐賀県チームが初優勝〜第6回中学生大会
 4月7日(土)、今年から男女共催、土日二日間の日程となった「全日本選抜体重別選手権大会」の初日日程終了後、第6回目となる九州選抜中学生大会を開催しました。
会場も福岡市民体育館から福岡国際センターに移り、更にショーアップされた会場での開催となりました。
昨年は、5回目にして初めて、鹿児島県チームが連覇を続けていた福岡県チームを抑えて優勝。今回、下馬評では本命なしの混戦との情報をいただいてましたが、その言葉どおり、予選から接戦・熱戦の連続となりました。

日    時 平成19年4月7日(土)  16時から19時30分
場    所 福岡武道館
参    加 9チーム
結    果
優  勝 佐賀県
  準優勝 宮崎県
  第3位 福岡県B
最優秀選手 松雪直斗(鳥栖中学)
内    容  
予選@ 鹿児島県 2−3 長崎県
  長崎県 1−4 宮崎県
  鹿児島県 2−1 宮崎県
予選A 大分県 2−4 福岡県B
  福岡県B 3−2 沖縄県
  大分県 4−2 沖縄県
予選B 福岡県A 2−0 熊本県
  熊本県 3−B 佐賀県
  福岡県A 2−A 佐賀県
決勝リーグ 宮崎県 2−A 福岡県B
  福岡県B 1−3 佐賀県
  宮崎県 A−2 佐賀県
優 勝   準優勝   第三位 
佐賀県  宮崎県   福岡県B
-55kg 
佐々木(有田中)
-60kg 
久間(昭栄中)
-66kg 
山口(鹿島西部中)
-73kg 
長峰(昭栄中)
-81kg 
松雪(鳥栖中)
-90kg 
深川(思斉中)
無差別 家原(小城中)
-55kg 
外山(宮崎北中)
-60kg 
坂友(飫肥中)
-66kg 
後藤(宮崎西中)
-73kg 
二見(土々呂中)
-81kg 
大久津(東方中)
-90kg 
西畑(三股中)
無差別 高橋(岡富中)
-55kg 
鹿毛(田主丸中)
-60kg 
栗木(田主丸中)
-66kg 
古川(二丈中)
-73kg 
服部(大刀洗中)
-81kg 
阿部(大刀洗中)
-90kg 
小路(山田中)
無差別 大山(大刀洗中)

選手宣誓 熱戦の模様1 熱戦の模様2
 先ず、予選第1プールの初戦で、昨年優勝の鹿児島県チームが長崎県に2対3で敗退。その長崎県も、続く宮崎県には1対4で敗退。最終戦の鹿児島県対宮崎県の一戦は、鹿児島の中堅竪山選手、副将山平選手が一本勝ち。大将戦では宮崎県の高橋選手が一矢を報いましたが、鹿児島県が2対1で勝利。結果、各チームが一勝一敗で並びましたが、得点差で宮崎県が初めて決勝リーグに進出。
[宮崎県 5勝、鹿児島県・長崎県 4勝]

続く、予選第2プールでは、初戦で2年連続第三位の大分県と第4回以来、二度目の優勝を狙う福岡県Bが対戦。先鋒有次選手、五将安本選手の優勢勝ちで大分県が先ず2点をリード。追い込まれた福岡県Bは中堅服部選手が内股透かしによる有効ポイントを守りきって優勢勝ち。続く三選手も連勝して、結果福岡県Bが4対2で逆転勝ちを収めました。福岡県Bは続く沖縄県戦でも、前半2ポイントをリードされる展開となりましたが、三将阿部選手、副将小路選手、大将大山選手が一本勝ちを収め、結果3対2で逆転勝ち。二連勝で二年ぶりの決勝リーグ進出。

続く、予選第3プールでは、大座奪還を狙う福岡県Aが熊本県と対戦。中堅戦まで引き分けの後、福岡県Aの三将竹浦選手、副将加地選手が連勝し、結果2対0で福岡県Aが勝利。続く熊本県対佐賀県は大接戦。先ず次鋒戦で佐賀県の久間選手が一本勝ち。五将戦、中堅戦を熊本県が取り逆転。しかし、ここから佐賀県は三将、副将が連続一本勝ちし再逆転。大将戦は熊本県右田選手が優勢勝ちしたもののB対3の内容差で佐賀県が勝利。最終戦の福岡県A対佐賀県も大接戦。先ず次鋒有田選手、中堅本田選手が優勢勝ちし2ポイントをリード。三将戦では佐賀県松雪選手が見事な内股で一本勝ちし、2対1に。副将戦は引き分け、勝負は大将戦へ。中盤、佐賀県の家原選手が立ち技から寝技への連携で一本勝ち。結果、A対2の内容差で佐賀県が勝利。初の決勝リーグ進出を決めました。

大会前の予想どおり、決勝リーグ進出3チームのうち、宮崎県、佐賀県の2チームが初進出。決勝リーグも大接戦となりました。
先ず、宮崎県対福岡県Bの一戦。宮崎県が先鋒外山選手の一本勝ち、次鋒坂友の優勢勝ちで2ポイントリード。追い込まれた福岡県Bは中堅服部選手が見事な払い腰による一本勝ち。続く、阿部選手も掬い投げで一本勝ちし、2対2ながら内容差でリード。
副将戦、大将戦は引き分けに終わり、結果内容差で福岡県Bが勝利。
続く福岡県B対佐賀県の一戦。先鋒戦、次鋒戦引き分けの後、五将戦で佐賀県の山口選手が内股による一本勝ち。続く長峰選手も勝利し、三人を残して2対0とリード。
三将戦引き分けの後の副将戦、福岡県Bは勝負をかけますが、逆に佐賀県の深川選手が一本勝ち。大将戦は、福岡県Bの大山選手が一矢を報いたものの3対1で佐賀県の勝利。
最終戦の宮崎県対佐賀県も接戦。先ず、五将戦で宮崎県の後藤選手が大内刈による一本勝ち。続く中堅戦は佐賀県の長峰選手が優勢勝ち。続く三将戦でも佐賀県の松雪選手が寝技で一本勝ちし、2対1で佐賀県リード。副将戦は引き分けに終わり、勝負は大将戦へ。ここでは、宮崎県の大将高橋選手が奮起し、見事小外刈で一本勝ち。内容差ながら宮崎県が大逆転勝利を収め、各県が一勝一敗で並ぶ結果となりました。
優勝は5勝を挙げた佐賀県、準優勝は4勝の宮崎県、第三位は3勝で福岡県Bとなりました。
最優秀選手には、この日3勝1分けで勝利に貢献した佐賀県の三将松雪選手が選ばれました。

大会事務局 渡邊裕二